2007年03月29日

モデルハウスを見学した。

なるべく、見ないようにしていたモデルハウスでT住宅と
打ち合わせを実施した。(家から近いのだ。)
このため、初めてモデルハウスというものを見学しました。

当然、このブログを見てもらえれば分かるように、勉強しようと
試みているつもりなので、今まで、他の人の家の工事現場の見学や、
すでに建てた方への訪問は数回重ねてきました。
 しかし、モデルハウスは見る意味がないと思っていました。
 なぜなら、モデルハウスはそのハウスメーカーがかけられるだけの
お金をかけて、これから家を建てる人に夢を見させるためだけの
ものだということが、あらかじめ分かっていたからです。

 しかし!実際に見てみると、本当にすばらしい!なんてすごい家
なんだろう。こんな家に住むことができたら本望だ。
 だけど、階段は絶対にオプションで150万円ぐらいプラスだし、
オープンキッチンもオプションでプラス100万円、中庭なんて一体
いくら追加工事が発生するか・・・床材もオプション、壁紙もオプション、
モデルハウスどおりに造ったら、一体いくら追加になるのだろう。
 ここで、私が最も強く感じたことは、
 妻を連れてこなくて良かった!!!!

 一言アドバイスします。モデルハウスには妻を連れて行くな!



Posted by とのくん at 23:59│Comments(4)
この記事へのトラックバック
「モデルハウス」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。 =2007年3月31日収集分= *おうちのかた...
モデルハウス【ブログで情報収集!Blog-Headline/living】at 2007年04月01日 09:33
注文住宅を作るとき、ハウスメーカーに住宅を依頼するときにどのような工法の住宅かを知ってから、住宅を作ったほうがやがてリフォームをする時の自由度が変わってきますので、ハウス...
ハウスメーカーの主要工法【注文住宅の最高の選び方】at 2007年04月19日 23:45
住宅展示場に行くと最高の演出をしています。住宅展示場の中はまるで別世界のような雰囲気が漂ってます。まず外観は好みによりますが、重厚感の漂うものから、カジュアルな明るい雰囲...
オプション設備に注意【注文住宅の最高の選び方】at 2007年04月20日 21:06
最近の住宅で断熱材の入っていない住宅はまず見かけなくなりました。しかし、断熱材の施工方法が完全に...
高断熱住宅の施工について【住宅購入マニュアル】at 2007年09月16日 17:43
この記事へのコメント
現在、業務転換してしまいましたが、数年前まで住宅の設計施工をしていました。

ブログを拝見して、お客さんと設計して建築した時の事を思い出しました。

お客さんと沢山打ち合わせをして、住宅を建てて、最後に一人で最終チェックをするのですが、なんとも言えない達成感があり充実した瞬間でした。

施工していた側からアドバイスをさせていただければ、住宅は完成した商品を買うのではなくて、その場所で人が一つ一つ丁寧に作っていくすばらしい商品だと思います。

もちろん設計や工法も重要なのですが、実際に現場で作業をしてくれる大工さんや電気屋さんや内装屋さんや水道屋さんや・・・みんながいかに気持ちよく作業できるかが非常に重要です。

業者さんは機械でなく人間ですから楽しく良いものを作りたいと考えていますが、ちょっとしたことで嫌な現場になってしまうことがあります。

たとえば施工主さんが後から無茶な注文をだすとか、必要以上に値切るとか、近所とトラブルになるとか、工務店がうまく間を取り持つのですが、現場にしてみれば気持ちがいいもんではありません。(仕事なのでちゃんと作業してくれますが)

また、現場をチェックに行くときには、現場の粗探しをするのではなく(勉強熱心な方ほどこの傾向があります)、まずは現場の方に声をかけてあげてください。

気持ちの良い施工主だと感じれば、ほっといても良い仕事をしてくれます。

職人さんの中には、気の荒い人や口の悪い人もいますが、話してみれば仕事にプライドを持った素敵な人たちだと分かります。

年配の方は自然とできますが、若い方ほど一所懸命作業している職人さんの側を知らん振りで素通りします。(やりすぎも仕事の邪魔で嫌がられんですけどね)

気づけば長々と余計な事を書いてしまった気がしますが、そんな考え方もあるかもね。と参考にしてもらえるとうれしいです。

良い家を建ててくださいね。
Posted by 昔、建築屋でした。 at 2007年03月30日 02:00
「 昔、建築屋でした。 」さん、コメントありがとうございます。

 「現場をチェックに行くときには、現場の粗探しをするのではなく(勉強
 熱心な方ほどこの傾向があります)、まずは現場の方に声をかけてあ
 げてください。気持ちの良い施工主だと感じれば、ほっといても良い仕事をしてくれます。」

 なるほど、ありがたいアドバイスです。危うく、嫌われる施主に
なるところです。危ない危ない。
 でも、ちょっとぐらいは、(この家はヘタなことはできないな)
と思わせることって、まずいのでしょうかねぇ。
 信用をしない訳じゃないんですが、欠陥住宅って案外多いし・・・

 う~ん。おっしゃることもその通りだと思うんです。
 (もちろん、礼を失しないことは人間として当たり前のことですね。)
Posted by とのくん at 2007年03月30日 21:56
コメントありがとうございます。
いや~、施工主さんのチェックは必要です。
嫌われないようにうまくやってください。って意味です。

自分の要望を言うのが嫌われる要因にはなりませんし、気になる部分を確認することは重要です。

こだわりを持っていて、良い住宅にしたいオーラを全開にしていれば、職人さんもいろいろ教えてくれます。


でも、現実には毎日来るわけでもないし、ちょっとしたミスを隠すことは非常に簡単です。

たとえば基礎の鉄筋間隔の広い場所があるとか、寸法が10mmずれているとか、下地処理が甘いとか・・・、現場監督のチェック項目はものすごい数になります。

厳しい施工主であっても、わからないレベルの施工が非常に多く、数日でどんどん見えない部分ができるので、その気になれば職人のミスはいくらでも隠せます。

つまり嫌な施工主の場合、ミスをしないで良い物を作ろうというよりも、なにかミスをした時には、ばれない場所なら隠しちゃえ。となる可能性があります。

現場監督も、すべての現場に一日いるのは難しいので、結局は職人さんしだいという部分が否定できません。
(もちろん、そこをなんとかするのが工務店の仕事です)

ですから工務店側としても、職人さんに気持ちよく働いてもらうのが重要なんです。

私の場合、もし職人さんに嫌われた現場があると、施工ミスの確率が上がるので、要チェック物件となっていました。

ありがちで、一番嫌われやすいのは納期の問題です。

いつから住みたい!って要望は非常に強いのですが、そのために無理をすると、作業が荒くなったり細かいミスを直す手間を惜しむようになります。

天気の都合や、ちょっとした手配ミスなど、不確定要は非常に多く、納期が厳しくなることがあります。

引渡し希望日はキチンと設定する必要があるのですが、いざという時のために、少しでも余裕があると良いです。


分かりやすい例をだすと、年末や3月は学校の都合などで引渡しが非常に多い月となります。また、4月にずれると引越しやらなにやらでかなり困るので、駆け込みで無理やり3月に間に合わせます。

職人さんも沢山の物件を掛け持ちで大忙しです。

できればそんな時期はずらした方が、余裕のある施工をしてもらえます。

・・・なんだか話がずれた上に、また長くなってしまいました。

住宅を建てるって楽しいですよね。

また、建築の仕事もしたいなぁ。と感じてしまいました。
Posted by 昔、建築屋でした。 at 2007年03月31日 18:21
「昔、建築屋でした。 」さん、コメントありがとうございます。
すばらしいアドバイスでした。
この件は非常に参考になりました。
 そうですね。いくら施主だからといって、一方的に
一人で盛り上がっても仕方がないのですね。
 相手(職人さん)の立場に立って物事を見ることの
重要性を教えてもらえた気がします。

 わたしは、ぜひ職人さんと仲良くし、一緒に家を
作っていきたいと思いました。
 また、あなたのような現場監督に出会えればいいなと
感じました。
 
「住宅を建てるって楽しいですよね。」
はい。同感です。今はいろいろ悩んでいますが、
それが楽しかったりします。

 ありがとうございました。
Posted by とのくん at 2007年03月31日 20:20
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
モデルハウスを見学した。
    コメント(4)