2007年05月15日

地盤調査

 いよいよ家を建てる前の地盤調査をすることとなった。
 
 地盤調査は、主にボーリング式と、スウェーデン式サウンディング、それに最近は超音波式
の3種類に分けられます。
 それぞれの特徴は、ボーリング式は実際のサンプルを採取でき、地面の下の確実な
ことが分かる反面、費用がかかり過ぎるため、一般住宅向きではないこと、
スウェーデン式サウンディングは、杭がどの深さまで入るかで、自沈層の深さを推定する
方法で、地面の下の層のことまではなかなか分からず、石などにより杭が止まったりして
精度も高くない反面、低価格・少人数で実施できるので、一般住宅向けであること、
超音波式は、実際に地面を掘らなくても支持層が推定できること、
ただし大きな岩などでは反射する恐れがあること

 と、それぞれ利点・欠点があります。
 我が家は一般家庭なので、当然スウェーデン式サウンディングを採用することと
なります。

 さて、朝約束された時間に現場にいってみると、すでにお兄さんが一人で
調査を進めているところだった。
 あれ?一人? 確か2人でやるのでは?と思いながらも、調査を見学。
 下の写真のような機械で細い金属の杭を地面に入れています。
 地盤調査

 工務店の方も来て、お兄さんと話をされました。1箇所目は約2mで支持層が
あったそうだ。
 よしよし、幸先いいぞ。このままだと地盤改良は必要ないかも・・・

などと思いながら2箇所目。
やはり2mくらいで杭が止まる。地盤強そうだ。良かった・・・
止まったところでお兄さんが重りで杭をたたき始める。
これは、硬い層に当たった時、本当に支持層になるか、
厚みを確かめるためにある程度重りでたたいて杭を沈めるのだ
と工務店の方が説明してくれる。
地盤調査

なるほど、強い層でも薄くては支持層になりえないということね。
などとのんきに見ていたら、言ったばかりの薄い層だったらしく、
杭が次々を入り始める・・・まだ入る・・・まだ入る・・・
結局、1m弱の長さの杭が6,7本入ってしまった。
杭を抜いた後は、水気を含んだ土が出てくる・・・不安だ・・・

続いて、中央も2箇所目と同じくらい入ってしまう。ここは、
昔、川か田んぼだったのだろうか・・・

続いて4箇所目・・・やはり2箇所目と同じくらいだ。
地盤調査 

結局、最初の1箇所目だけが2mで、他の箇所は全部杭が6~7本入ってしまった。
検査の結果は3日くらいかかるらしいけど、これはちょっと覚悟して
おかなければならないかな?

私は、家を建てるにあたって、地盤調査を先送りにしたので、資金計画がうまく
いかなかった(現にちょっとまずいかも・・・)けれど、これから建てる方には、
地盤調査は工務店が決まっていなくても取り敢えず実施されることを強く
お勧めします。



Posted by とのくん at 21:34│Comments(0)
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