2007年03月21日

ホームメーカー 訪問

 先日、県内有名ホームメーカーTに訪問しました。

 こことは、最初はメールのやりとりから始めました。
 こちらの疑問に親切に対応してもらいました。
 ちょっと突っ込んだ質問にも真摯に答えてくださり、
要求した資料も満足のいく以上の内容のものが
送られてきました。(量・質ともに)
 まず対応は、十分合格点といえます。(さすが大手)

 大体、こちらが同じようなメールをすると、中堅にはあまり相手に
してもらえません。小さな工務店と大手が相手をしてくれます。
 中堅には、客になるかどうか分からない者に対応するだけの
余裕がないのかなと思います。
 今まで10社以上に資料請求をしましたが、こういう傾向が
見受けられました。なかなか興味深いです。
 
 ちなみに訪問したホームメーカーはツーバイフォーの先駆的な
会社です。構造などで、この会社ならではというものはないのですが、
(間取りではあの有名な中二階がある。興味はあまりないけど。)
決して悪い所もなく、感想としては、ここに頼めば標準的なツーバイフォー
住宅が普通に建つのかなと思いました。(この”普通”が結構難しい?)
 そこで、プランの作成を依頼しました。(これで3社目)
 
 気に入らない点は3点
 まず、高気密高断熱仕様が標準でないこと。今時それはない。
 (オプションである)
 つぎに、構造材がSPF(スプルス・パインファー)である。
これは、もう日本のツーバイの常識のようなので、
ツーバイにするなら譲るしかないか?
 そして、断熱がウレタンの吹きつけである。吹きつけは確かに機密が
簡単にとれて、断熱性能も比較的良い。でも、解体時に一体どれだけ
解体費用が必要なのか、先のことを考えてしまう。
(今から考えなくても良いのかもしれないけど。)

 ツーバイは、前も書いたけど、構造上、比較的地震に強いし
大工さんの経験も比較的必要ないので、欠陥住宅になりにくい。
 以前、構造設計士の方のコメントをいただいたけれど、今時は
特に静岡県は地震が怖い地区なので、ツーバイの設計上の
指針も定まっている。
http://www.pref.shizuoka.jp/toshi/tj-28/untitled.html
 契約書に静岡県の指針に従うことと明記させて、第3者検査を
入れれば、まず問題ないのでは?と思う。
 せっかくのコメントの指摘だが、重心計算や壁量計算は普通に
どこでもやっていて、頼めば結果も見せてくれるようだと調査して分かった。
 そんなに心配するほどのことはない。ある程度の予防策を張れば。

 ただ、気持ち的には、軸組み+パネルの方に気持ちは振れている。
 ツーバイの良さも分かるけど、技術的にそんなに大したことをしていない
のに、あの値段の高さはないと思う。
自分の気持ち
 軸組み+パネル 60% 対 ツーバイ 40%
といったところ。 



Posted by とのくん at 01:05│Comments(2)
この記事へのコメント
家の見た目はどこに頼んでも、大差ないと思うので、できあがったら見えなくなる部分をしっかりやってくれる所がいいですよね。
Posted by ゆみ at 2007年03月22日 09:03
ゆみ さん コメントありがとうございます。
 そうなんです!私が言いたいのはまさにそこです。
 家はできてからは性能が分からないんです。
 だからこそ、見えない部分を重視したいんです。
 このブログの言いたいことを一言で表現して
くださいました。
Posted by とのくん at 2007年03月30日 22:02
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    コメント(2)