2007年06月28日

うれしかったこと。

 ここのところ、子供が熱を出していて、外出もままならなかったので
現場に行っていないが、今日、工務店からメールが届いた。
捨てコンまで終わったとのことであったが、そこまでの写真を
メールに添付して10枚送ってくれたのだ。
 自分が構造のことを気にしていることが分かっていても、
ここまでしてもらえるとは思わなかった。
心遣いにちょっと感激した出来事だった。

  


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2007年06月27日

ツーバイフォー工法の耐震性能について(訂正)

以前、ツーバイフォー工法と軸組パネル工法について、感じたことを書きましたが、
耐震性能について誤解していた部分があったので、訂正しようと思います。
これは、図面をもらって、構造計算や壁量計算などを実際にしてみて分かったことなので、
建築会社や工法を選定している段階ではなかなか分かりにくいことだったと思っています。

建物は、地震に対して、「耐力壁」という壁で、抵抗します。
特別なものではなく、要するに柱の間に斜めに入れた柱(筋交い)の入った壁の
ことです。
普通に斜めに入れた柱の耐震力を1.5とすると、軸組みパネル工法で使われる
パネル(構造用合板)の耐震力は、2.5にもなります。普通の筋交いよりも強いのです。
(ちなみに普通の筋交いをたすき掛けで入れた場合は3.0になります。)
このことから、軸組みパネル工法は耐震に有利で、ツーバイフォー工法と
同じだと思っていました。
ところが、ツーバイフォー工法は違うのです。
ツーバイフォーの場合、構造上、外壁の構造用合板と、室内側の石膏ボードが
耐力壁となるので、通常の作り方でも最低でも耐震力は4.5以上が期待できます。
 つまり、ツーバイフォー工法は黙っていても壁量で耐震性能3が取れてしまうのです。
 一方、軸組みパネル工法では、いくら構造用合板を使用しても、室内側にも耐力壁
(この場合は筋交い)を何箇所も入れないと耐震性能3はなかなかクリアできません。
 構造のことは良くわからないが強い建物が欲しいという方は、ツーバイフォー工法が
おすすめだと思います。

 ちなみに、耐震性能は、既出ですがこの壁量だけでなく、耐力壁のバランスや床倍率、
基礎の強さなど、さまざまな要件があります。
ツーバイでは、あくまで壁量の性能が良いということになります。
 また、ツーバイ工法にも、注意すべき点は多々あります。万全ではないということです。

 自分は、軸組みパネル工法ですが、工務店さんにちゃんと対応してもらい、
正式な計算で耐震性能3をクリアしてもらいました。
要は、依頼する会社次第の部分も大きくあります。 

 ちなみに、鉄骨プレハブ工法では、耐震力は5~7もあるそうです。  


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2007年06月24日

基礎工事の準備

 基礎工事が月曜日から始まる連絡があったので、
今日は土曜日なので、現地を見に行った。
 地盤は造成時に少し盛っていたので、地盤の強さから
少しかいてくれてあった。
 また、木枠で囲いがしてあり、工事看板や仮設トイレも設置されていた。
 いよいよ着工だ。月曜日は根切りや砕石、捨てコンくらいまでやるの
だろうか。残念ながら仕事で見に行けないけれど、仕事帰りにでも
寄ってみようかな。

  


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2007年06月17日

地震への備え

 静岡県は東海地震が何年も前から心配されている地域なので、
地震への備えは他県よりも進んでいる。
 さらに、近年は各地で大規模な災害が発生していて、その教訓も
生かされているという。
 静岡県民は、他の県民に比べて家具などの固定や非常用避難用品
を用意している率が高く、地震警報についての整備も日本一進んでいて、
地震に対する訓練の意識も高く、防災計画も進んでいて、
まさに地震大国(県)なのだ。いつでも来い!って感じだろうか。
(来ないなら来るな!と思うけどね。)
 でも、近年の各地の地震を見ていると、地震が来る確率は、日本全国
どこでも一緒なのではないかと思うこのごろ・・・
 ところで家を建てることになって分かったことが2つある。
ひとつは、地震保険が高いということ(考えてみれば、当たり前か)
静岡県は、全国で№1の高い地区なのだ。新潟や能登では安かっただろうに。
しかし、地震が来るなんて思っている人がいなければ、地震保険に入る人も
いないんでしょうね。
 もうひとつは、耐震設計で、地震係数なるものがあり、静岡県では
建築確認を通すときに、他県よりも厳しいという。
地区によって異なるが、1.0~1.2倍の耐久が必要だそうだ。
 それでも、地震が発生する確率が高いのであれば、
地震保険は入っておきたいし、家はなるべく耐震等級が高い家を建てたい
ものですね。
 これから建つ我が家は、品確法の住宅性能評価こそは受けませんが、
綿密な構造計算の上、第三者にチェックもしてもらい、耐震等級3相当の
確認を受けました。これだけは、ちょっと自慢です。
あとは、図面どおりに家を作ってもらうだけです。楽しみ楽しみ。
 
 
  


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2007年06月14日

決まりごと

 今まで、建築会社を決めるために、色々な工法や断熱の仕方、
見積書の見方、図面の見方など、調べてきましたが、いざ家を
建てるにあたっては、細かいことは分からない。
 例えば、基礎ひとつとっても、配筋の継手長さやかぶり厚の確保、
アンカーボルトやホールダウン金物の配置、さらにはコンクリートの
強度の調べ方・・・
 これら一つ一つに建築基準法での細かい決まりごとがある。
 工事を依頼した以上は、工事会社を信頼することも大事だが、
施主もできる範囲・分かる範囲で見て安心することもまた大事だと思う。

 ただ、ある程度知識がないと、かえって心配が増長してしまうかも
知れない。
 例えば、配筋した鉄筋は雨に濡れて多少錆びても問題ないそうだ。
なぜなら、コンクリートを打設した瞬間に酸化は止まるのだという。
 知らなければ、鉄筋が雨で濡れていたらとても心配に感じる所だ。
 また、鉄筋が型枠のちょうど中央に設置されていなくて心配に
感じてしまうが、かぶり厚がとれていれば、なんの問題もない。
 おまけに、コンクリートの気泡やひび割れも、それほど大きなもので
なければ、問題なく、また、コンクリート打設後の雨はかえって強度を
上げてくれる恵みの雨なのだそうだ。

 そういった知識がないままで、現場を見ると心配が増してしまいそうだ。
 選択肢は2つ
 ・なるべく多くの知識を蓄えるか、
 ・いっそ一切現場に行かないか・・・
でも、行かずにはいられない~~この性分!

 いよいよ、もうじき基礎工事に入れそうです。  


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2007年05月27日

火災保険

 家を建てるときに、ローンを組む場合、借入金融機関から火災保険への加入を要求される。
 これは、火災によって家屋が焼失しても、金融機関が融資金額の取りはぐれのない
ようにということだ。
 しかし、万が一、火災や地震があっては困るので、大体みんな、火災保険に
加入する。しかも借り入れ金融機関が紹介する火災保険だと手続き的に楽で
お金を借りるという負い目もあるせいか、大体これにみな決めているようだ。
 自分も農協の建更を勧められた。この建更は、他の企業の火災保険に比べると
内容が素晴らしく良い(らしい)。また、掛け捨ての保険でなく、半分くらいは手元に
返ってくるそうだ。(その分掛け金は割高であるが)
 しかし・・・ローンを払いながら貯蓄なんてとんでもない!
だったら利子がついているローンを一日でも早く返すよ!→これは真理でしょう。
ということで、掛け捨ての保険を探すこととなった。
 火災保険については、何も勉強していなかったが、ウェブで探すとあるは、あるは・・・
 そんな中で無料で何社かの見積を取るサービスを見つけた。
 普段は、こんな怪しげなサイト、絶対に個人情報は登録しないのだが、
手っ取り早く情報を手に入れるためには、背に腹は変えられぬ。
 住所と苗字だけは正しく書いて、あとは適当な情報を書き込んで送信。
数日後、見積書が何通か届く。おぉ。
 内容は、4社からとどき、どこの会社も同じような金額であった。(年間で一番
高い所と安い所の差額が1万円くらい)結構バカにならない金額でしたよ。
 勉強になったのは、地震保険が今年10月から料金改定になるということ。(値上げ?)
 家建ってないけど、9月中に申し込んじゃおうかな・・・
 あと、長期間で一括払いだと、掛け金が半額くらいになるということ。
 う~んお金ないけど、先投資か、後で苦労するか・・・
 それから、地震保険は最長で5年だということでした。
 (それから、静岡県は地震保険の料率が一番高いということでした・・・)

 この見積を何通かもって、農協で保険料の交渉をしてみようかと思ってます。
要するに、このくらいの金額にまけなければ、他の所と火災保険は契約しちゃいますよ。ってこと。
注)特に特別な事情がなければ、融資先金融機関の紹介する火災保険に加入しなければならない
ということはないようです。  


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2007年05月20日

地鎮祭

いよいよ地鎮祭の日。
幸い朝から天気も良く、気持ちが良い日でした。
地鎮祭といえば、地を鎮めることだけど、実際に
何をどうすればいいのか、さっぱり???なので、
工務店の知り合いの神主さんをお願いして、
お任せすることとした。

初穂料3万円を日本酒一升を施主で用意するとのこと。
朝、行ってみるとすでに準備は整っていて、
供物などもすでに並べられていた。


段取りは神主さんに全部お任せして、約1時間、式典を
実施しました。
地鎮祭も終わり、いよいよ着工まであとちょっと。  


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2007年05月15日

地盤調査

 いよいよ家を建てる前の地盤調査をすることとなった。
 
 地盤調査は、主にボーリング式と、スウェーデン式サウンディング、それに最近は超音波式
の3種類に分けられます。
 それぞれの特徴は、ボーリング式は実際のサンプルを採取でき、地面の下の確実な
ことが分かる反面、費用がかかり過ぎるため、一般住宅向きではないこと、
スウェーデン式サウンディングは、杭がどの深さまで入るかで、自沈層の深さを推定する
方法で、地面の下の層のことまではなかなか分からず、石などにより杭が止まったりして
精度も高くない反面、低価格・少人数で実施できるので、一般住宅向けであること、
超音波式は、実際に地面を掘らなくても支持層が推定できること、
ただし大きな岩などでは反射する恐れがあること

 と、それぞれ利点・欠点があります。
 我が家は一般家庭なので、当然スウェーデン式サウンディングを採用することと
なります。

 さて、朝約束された時間に現場にいってみると、すでにお兄さんが一人で
調査を進めているところだった。
 あれ?一人? 確か2人でやるのでは?と思いながらも、調査を見学。
 下の写真のような機械で細い金属の杭を地面に入れています。
 

 工務店の方も来て、お兄さんと話をされました。1箇所目は約2mで支持層が
あったそうだ。
 よしよし、幸先いいぞ。このままだと地盤改良は必要ないかも・・・

などと思いながら2箇所目。
やはり2mくらいで杭が止まる。地盤強そうだ。良かった・・・
止まったところでお兄さんが重りで杭をたたき始める。
これは、硬い層に当たった時、本当に支持層になるか、
厚みを確かめるためにある程度重りでたたいて杭を沈めるのだ
と工務店の方が説明してくれる。


なるほど、強い層でも薄くては支持層になりえないということね。
などとのんきに見ていたら、言ったばかりの薄い層だったらしく、
杭が次々を入り始める・・・まだ入る・・・まだ入る・・・
結局、1m弱の長さの杭が6,7本入ってしまった。
杭を抜いた後は、水気を含んだ土が出てくる・・・不安だ・・・

続いて、中央も2箇所目と同じくらい入ってしまう。ここは、
昔、川か田んぼだったのだろうか・・・

続いて4箇所目・・・やはり2箇所目と同じくらいだ。
 

結局、最初の1箇所目だけが2mで、他の箇所は全部杭が6~7本入ってしまった。
検査の結果は3日くらいかかるらしいけど、これはちょっと覚悟して
おかなければならないかな?

私は、家を建てるにあたって、地盤調査を先送りにしたので、資金計画がうまく
いかなかった(現にちょっとまずいかも・・・)けれど、これから建てる方には、
地盤調査は工務店が決まっていなくても取り敢えず実施されることを強く
お勧めします。  


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2007年05月11日

土地の所有権移転

土地の購入にあたり、所有権の移転を実施した。
所有権移転には、当然ローンが発生するので、抵当権の
設定や登記の変更など、さまざまな手続きがあるので、
司法書士にその処理を行うこととなる。

 今回は、購入する土地に抵当権が設定されていたので、
その抵当権の削除という手続きもあり、少し複雑だった。

 個人的には手にしたことがないような大金が動くことに
少し緊張&興奮したが、立ち会ったかたがたは馴れていらっしゃり、
淡々と手続きは1時間ほどで終了し、無事、生まれて初めての
不動産を手に入れたこととなりました。
 こうしたイベントを少しずつこなして、家は建つのだなと、実感した
時間でした。
 立会い:6人(自分含む)
 手続きに必要な経費総計:約80万円(金融機関手数料、司法書士報酬&登記費用)でした。  


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2007年04月30日

建築会社の選定3

今月中に建築会社を選定すると決めており、
何社かとの打ち合わせの結果、
本日、O工務店と最後の打ち合わせを実施し、
最終的に、こちらの要望を受けていただけたので、
O工務店にお願いすることとなった。

O工務店には、ブログでの実名掲載の許可を
得たので、以後実名掲載します。

 お願いする工務店は、三島市の大川工務店です。
トステムのスーパーウォール工法のフランチャイズ店で、
自分なりに調べた結果、少なくとも悪い所はなく、どちらかと
言うと好みに近い仕様でした。(BW仕様ですが)
 前出ですが、人柄もとても良く、親切で信頼できます。
 
 今後は、ブログ掲載の許可ももらえたので、家を建てるに
あたっては、写真付きで紹介していきます。
 皆様、ぜひ参考にされてください。

 しかし、図面や見積までお願いして色々骨を折っていただき、
最終的にお断りをせざるを得ない会社に対して罪悪感が残る
のは、私だけでしょうか?甘いといわれてしまいそうですが。
 せめて、心から感謝の気持ちと申し訳ない気持ちを伝えたいと
思います。  


Posted by とのくん at 22:59Comments(0)

2007年04月29日

建築会社の選定2

 いよいよ期限もあと3日となり、建築会社との打ち合わせも
佳境を迎えました。
 現在は、見積書とにらめっこして、各社と金額交渉中です。
 3社とも予算オーバーで始まったので、あとはどれだけ予算に
近づけるか・・・です。
 元々無理な予算だったのかも知れません。
 なんといっても、要望が多いのです。オール電化(エコキュート、
IHクッキングヒータ)に対面式高級キッチン、LOW-eペアガラスに
高高の次世代エネルギー基準クリア仕様、屋根断熱に基礎断熱、
小屋裏収納部屋、ガルバリウム屋根、防犯シャッター・・・
次々と贅沢品が出てきます。(最初からの要望ですが)
 各社の内容に好き嫌いは多少あるのですが、お金が足りなければ
お願いすることもできません。痛い話です。
 
 そんなわけで、各社との交渉が進んでいるのですが、
T工務店だけは、最初から金額の交渉はしないと言われ、
再度メールでどうしても交渉できないかとお願いしましたが、
「うちに決めるのであれば値引きを考える」という連れない
お返事。このため、こことはこれ以上の交渉は望めません。

 ツーバイのT社は、担当の方がかなり頑張ってくれて、
こちらの予算に大分近づけていただけた。
 内容も悪くないと思っている。
 しかし、ホームメーカーの常識ではありえないほどの
値引きをしてくれているにもかかわらず、まだ予算内に
収まっていない。(予定額より100万円以上オーバー)
 やはり、大手の壁は高い?

 そして、地元のO工務店は、値引きの相談に乗ってくれて、
親切なのだが、それでも予算に合わない。
 すまいの水先案内人(前出)
http://www.ads-network.co.jp/
のサービスでチェックをお願いしているのだが、
「これは良心的な金額ですよ」と言われてしまった。
 それでも、何とか予算+50で収まるように現在
交渉中である。

 各社との交渉は、相手も一生懸命なので、
つい力が入ってしまう。
 最後まで、いろいろと考えて、後悔はしたくないと思います。   


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2007年04月24日

あきらめたホームメーカー

 現在、3社の中で家を建てる会社を検討していますが、
 実はもう1社気になっているホームメーカーがあり、そこにも
お願いして図面や概算見積をお願いしていました。

 残念ながら、結果的にはあきらめることになったのですが、
内容がとても良く、対応も良かったので一応紹介しておこうか
と思います。

 社名は、モアハウジングです。
 概要は、輸入住宅・ツーバイフォーです。
 気に入っていたところは、県内では多分唯一、構造に
ダグラスファー(普通はスプルス・パインファーが多い。構造的に
かなり劣る)を使用するというこだわりや、輸入住宅によくありがちな
壁内にグラスウールみっちりというのではなく、アクアフォームという
ウレタン現場発泡吹きつけ(ただし、フロンは全く使用しない)という
素晴らしい断熱・気密構造をとっていることです。
 また、アメリカならではの断熱木製サッシや珪藻土が標準仕様など、
ハイスペックな内容となっています。

 一番感動したことは、完全に金額的に無理だと思っていたのに、
設計者が無理かどうかやってみようと言ってくれたことでした。
(大手ではハナから相手にしてくれないことが多い。)

 それで、なにがダメだったかというと、内装でした。
 妻の一言
 「私、こういうのイメージと違う。好きじゃない。」
 ・・・
 それでも、念のため、妻と三島のマイホームセンターに行って
モアハウジングのモデルハウスを見てきました。
 しかし、撃沈。
 妻はちなみに構造のことはど~でもいいと思っています。
 モアハウジングさんには、丁重にお断りをさせていただきました。すみませんっっ

 メーカーの皆さん、恐るべきは、構造のうんちくを語る主人より、
見た目重視の妻ですよ!!
  


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2007年04月22日

建築会社の選定1

 いよいよ、建ててもらう建築会社の選定に入る。
 3社に絞り、2社は軸組パネル工法の工務店、
 1社はツーバイの大手。

 構造や工法は、自分の中での基準(ここまでは欲しいというもの)
を満たしているし、納得もできている。
金額も大体似たようなもの。

 とすると、あとは何を基準に決めていくか。
 思うに、
 ①最終的な値引き(設備のグレードアップを含む)
 ②営業、大工や現場監督といった人的なもの
 そして、最終的には
 ③会社に対する好き嫌い(印象というか、直感的なもの・・・)
 これに尽きるのかもしれない。

 実は、とあるサービスで、3社の見積と図面を専門家に見て
もらったら、金額的には、相場に比べかなり低いと言われた。
 また、構造的には、3社とも問題はないようだった。
(特に、1社は耐震、耐久、断熱で良い評価だった。)
 この機関とも相談しながら(最後は自分の気持ちで)決めて
行こうと思う。
 ちなみに、予定では4月中に建築会社を決め、5月に土地の決済、
建物の契約、5月下旬に早ければ着工を目指している。  


Posted by とのくん at 23:55Comments(0)

2007年04月16日

見積もりについて

プランをお願いしていた3社の見積もりが出揃いました。
(1社は概算見積もりだけれど)

そして、どこの会社の見積もりも、予算をオーバーして
いました。
はじめから予算を提示しているのだから、それに収める
ように作成すれば良いのに・・・。
そして、両親からやはり、お前はバカだと言われました。
「金額を言ってあれば、それに合わせた額を持ってくるに
決まっている」とのこと。
う~ん・・・自分はバカなのだろうか?

・・・いやいや、これからが本当の交渉なのだと思う。
だって、金額を下げればそれは当然材料や工賃に響くはず。
だから、予算内で最高のものを目指すのだ!と思いたい。
 値切るのではなくて、誠意的に交渉して、こちらが譲る部分は
譲り、譲っていただく部分は譲っていただけるようがんばろう。
 信念を持ってここまでやってきたんだから。
 それが失敗だとしても後悔はしないように納得するまで
こだわろうと思います。
   


Posted by とのくん at 02:32Comments(3)

2007年04月04日

見積書

T工務店から見積書をもらった。
曰く、「うちは見積もり合わせはやらないんだけどね。」

・・・そうですね。確かに何社か検討していることは、
プラン作成をお願いしている全ての会社に話している。
 手間のかかるプラン作成や見積もり(拾い出し)を無償で行い、
さらに見積もり合わせをするとなると、町の工務店さんが
嫌がる気持ちも分かる。

 でも、こちらとしては希望の構造&プランが果たして予算内で
できあがるのかということを知らなければならないのだ。
 決してたたきあいを依頼するわけではない。
 (現に、予算はすでに全ての会社に伝えてある。)
 提示する予算で、希望する家が建つかどうか、なのだ。

 その意味から、見積もり合わせとは異なるものだということを
分かってもらう必要があると思う。
繰り返すけれど、 手間のかかる作業を無償で行い、
さらに自分達に決まるかも分からない客を嫌がる気持ちも
分かるのです。でも、可能性としては、営業に資金をかけない
工務店の方にどちらかというと期待しているのです。

T工務店の見積もりは、完全に予算オーバーだった。
曰く、
「一生に一度のものなのだから、それなりに良いものを
使うべきです。予算が足りなければ、借入額を増やすぐらいの
ことを検討すべきです。」

 そりゃあ、ある意味正しいことです。でも、こちらにも
将来の資金計画ってものがあるのです。
 借入額のことまでは、大きなお世話です。

 しかし、構造&プラン的には気に入っているので、歩み寄れる
ところがあれば(小屋裏なくすとか・・・)、何とかしたい。
 他のところの見積もりを待って、比較し、交渉をしよう。
  


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2007年03月29日

モデルハウスを見学した。

なるべく、見ないようにしていたモデルハウスでT住宅と
打ち合わせを実施した。(家から近いのだ。)
このため、初めてモデルハウスというものを見学しました。

当然、このブログを見てもらえれば分かるように、勉強しようと
試みているつもりなので、今まで、他の人の家の工事現場の見学や、
すでに建てた方への訪問は数回重ねてきました。
 しかし、モデルハウスは見る意味がないと思っていました。
 なぜなら、モデルハウスはそのハウスメーカーがかけられるだけの
お金をかけて、これから家を建てる人に夢を見させるためだけの
ものだということが、あらかじめ分かっていたからです。

 しかし!実際に見てみると、本当にすばらしい!なんてすごい家
なんだろう。こんな家に住むことができたら本望だ。
 だけど、階段は絶対にオプションで150万円ぐらいプラスだし、
オープンキッチンもオプションでプラス100万円、中庭なんて一体
いくら追加工事が発生するか・・・床材もオプション、壁紙もオプション、
モデルハウスどおりに造ったら、一体いくら追加になるのだろう。
 ここで、私が最も強く感じたことは、
 妻を連れてこなくて良かった!!!!

 一言アドバイスします。モデルハウスには妻を連れて行くな!
  


Posted by とのくん at 23:59Comments(4)

2007年03月24日

プランの検討

 工務店からプランが出てきました。

 間取りの希望は、1階にLDKと和室、2階に子供部屋2つと主寝室、
そして、収納部屋・・・と、お決まりのパターン。
 ただし、細かな希望は色々つけた。
 例えば、屋根断熱・広いベランダ、オール電化、階段の位置などなど。

 しかし、今はCADで簡単に図面作成できるし、プランもすぐに
出来上がるようだ。
 もらったプランに何回か修正を加えて、(主にメールとファックスでやり取り)
分からない所や不満点は、直接会いに行き、伝えて、自分的には納得のいく
プランが最近できあがる。これを元に、見積もりの作成を依頼した。
 聞く所によると、この見積書の作成までは、無料でやってくれる所が
多いようです。自分が頼んだ工務店2箇所も見積もりまでは無料でした。
 本番は、見積もりが出てきてからです。

 さて、この間はツーバイのことだったので、今回は工務店の
軸組+パネル工法について。
 従来の在来工法は、軸組み+筋交い(+梁など)で、耐力を持たせていた。
 しかし、近年の特に阪神大震災後から著しく、住宅の耐久性の研究が進み、
パネル工法が着目されはじめたらしい。
 パネル工法にする良い所は、まず筋交いに比べ、約2.5倍の耐力がある
ということだ。柱と柱の間に斜めの柱を入れるより、1枚の板で柱と柱の間を
埋めてしまおうということだ。なるほど、なんとなく強くなりそう。
 でも、あれれ?それじゃ、ツーバイフォーとの違いは?と最初は思ったが、
実はここからがパネル工法の優れた所。
 軸組+パネルの「軸組」の構造は、ツーバイと違って、それだけで耐力の
ある仕組みだということ。中の壁には筋交いもちゃんと入り、
金物も使用し、ある程度の耐力をもたせる。外壁側には構造用合板と呼ば
れるパネルを貼り付けるのだから、聞いている分にはツーバイよりも耐久力
がありそう。(ツーバイは壁構造なので壁が命なのでは?)
 しかし、ツーバイにだって良い所はある。専門的にはモノコック構造という
らしいのだが、簡単に言えば床と天井もツーバイ材を使って、家を完全な箱型に
してしまうということだ。箱は、割り箸とティッシュの箱で良く比較されるけど、
外力に強い。つまり、地震に強いということだ。
 一方、軸組+パネル工法では、モノコックにするという発想がまだ少ないよう
です。私の選択中の工務店はそれでもどちらもモノコック構造を意識して家を
造っているようで、ひとまず安心。
 (でも従来の在来工法だって、ちゃんと造ってもらえれば、しっかりと地震に
倒れない家はちゃんとできます。ただし、パネル工法に比べると揺れます。)

 次にパネル工法の良い所は、合板を貼り付けるので、機密が取りやすいと
いうこと。これはツーバイと同じで、特別な修練された技術なく、施工ができる
ということにも繋がる。(ただし、軸組の部分は技術が必要かな。)
 さらに、外側に合板があるので、断熱材の設置がしやすいということ。
板状の断熱材から現場発泡の吹き付けまで、なんでも施工可能なのだ。
これなら結露と無縁な、夏涼しくて冬暖かい家が比較的できやすいのでは?
 でも、物事には良いところがあれば、悪いところも必ずある。そして、パネル
工法にも、もちろん悪いところがある。
 それは、(意外とフランチャイズ化されていて、)パネルに特許があって高い
ということだ。もちろん、特許がないものを安く作ることはできるけれど、
施主とお願いする工務店にある程度知識・経験がないと、やはり怖くないですか?
 私は例えフランチャイズだとしても、やっぱりある程度実績がある所で、
しっかりした家を建ててもらい、ある程度の保証はしてもらいたいと思います。
 それから、パネル工法で疑問に思うことは、ツーバイは釘の打つ箇所や
釘の長さまで細かく決められているのに、パネル工法を見学したけれど、
どうも、普通の釘を使っているように見えた。
 確かにパネルだけでもっているわけではないので、ツーバイみたいに
釘に気を使う必要はないのかもしれないけど、それでもパネルがなにかの
拍子に外れたりするのは嫌だ~~~
   


Posted by とのくん at 19:28Comments(2)

2007年03月21日

ホームメーカー 訪問

 先日、県内有名ホームメーカーTに訪問しました。

 こことは、最初はメールのやりとりから始めました。
 こちらの疑問に親切に対応してもらいました。
 ちょっと突っ込んだ質問にも真摯に答えてくださり、
要求した資料も満足のいく以上の内容のものが
送られてきました。(量・質ともに)
 まず対応は、十分合格点といえます。(さすが大手)

 大体、こちらが同じようなメールをすると、中堅にはあまり相手に
してもらえません。小さな工務店と大手が相手をしてくれます。
 中堅には、客になるかどうか分からない者に対応するだけの
余裕がないのかなと思います。
 今まで10社以上に資料請求をしましたが、こういう傾向が
見受けられました。なかなか興味深いです。
 
 ちなみに訪問したホームメーカーはツーバイフォーの先駆的な
会社です。構造などで、この会社ならではというものはないのですが、
(間取りではあの有名な中二階がある。興味はあまりないけど。)
決して悪い所もなく、感想としては、ここに頼めば標準的なツーバイフォー
住宅が普通に建つのかなと思いました。(この”普通”が結構難しい?)
 そこで、プランの作成を依頼しました。(これで3社目)
 
 気に入らない点は3点
 まず、高気密高断熱仕様が標準でないこと。今時それはない。
 (オプションである)
 つぎに、構造材がSPF(スプルス・パインファー)である。
これは、もう日本のツーバイの常識のようなので、
ツーバイにするなら譲るしかないか?
 そして、断熱がウレタンの吹きつけである。吹きつけは確かに機密が
簡単にとれて、断熱性能も比較的良い。でも、解体時に一体どれだけ
解体費用が必要なのか、先のことを考えてしまう。
(今から考えなくても良いのかもしれないけど。)

 ツーバイは、前も書いたけど、構造上、比較的地震に強いし
大工さんの経験も比較的必要ないので、欠陥住宅になりにくい。
 以前、構造設計士の方のコメントをいただいたけれど、今時は
特に静岡県は地震が怖い地区なので、ツーバイの設計上の
指針も定まっている。
http://www.pref.shizuoka.jp/toshi/tj-28/untitled.html
 契約書に静岡県の指針に従うことと明記させて、第3者検査を
入れれば、まず問題ないのでは?と思う。
 せっかくのコメントの指摘だが、重心計算や壁量計算は普通に
どこでもやっていて、頼めば結果も見せてくれるようだと調査して分かった。
 そんなに心配するほどのことはない。ある程度の予防策を張れば。

 ただ、気持ち的には、軸組み+パネルの方に気持ちは振れている。
 ツーバイの良さも分かるけど、技術的にそんなに大したことをしていない
のに、あの値段の高さはないと思う。
自分の気持ち
 軸組み+パネル 60% 対 ツーバイ 40%
といったところ。 
  


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2007年03月14日

工務店訪問2

 地元のT工務店に訪問しました。
 事前にホームページで色々調べていったので、逆に
警戒されてしまいました。
 でも話をしているうちに、だんだん楽しくなってきて、
やっぱり、資料や本で見るだけと、本当に工務店で
話を聞くのとは全然違うなという印象でした。
 (妻とチビはつまらなそうにしていたけど)

 それで、内容も良さそうなので、プラン作成をお願い
してきました。
 見積もりまでは、無料でやってくれるそうです。(どこもそうですが。)
 
 ちなみに、私は先に出せる上限の額を工務店に言ってしまいます。
親には、お前馬鹿だなーと言われましたが、私のポリシーと
して、住宅は値切らないこととします。
 ヘタに値切って悪い材料を使われたり、手抜きをされても困るし、
逆に工務店側で上限を知っていてもらえれば、贅沢なものや
余計に予算がかかる造りなどは敬遠してもらえ、アドバイスも
もらえます。
 仮に予算を少しオーバーしたときは、お勉強をお願いする
こともあるかもしれませんが・・・
 金額ではなく、内容で、判断するつもりです。
 同じ金額で、どこまでのものができるかということです。

「住宅は値切ってはいけない。」と昔から言うでしょ?  


Posted by とのくん at 23:34Comments(0)

2007年03月11日

工務店訪問

 地元のO工務店に訪問しました。
 この工務店は、軸組み+パネルの、とあるフランチャイズです。
 
 なんだかんだ言っても、結局人と人が契約を結ぶので、
なるべく直接会いにいって、直接話して、フィーリングを
確かめたいと思っています。
 (もちろん、工法については、事前にチェック済です。)

 実際に行って話を聞いてみると、こちらがカタログや本、ウェブなどで
知っていると思っていた知識を意外と知っていないことが分かります。
 この工務店の社長さんは、とても親切な方で、(営業だから当たり前かな?)
聞いていない欠点の話までしてくれたりしました。
 息子さんが現場監督をしているそうで、一緒に立ち会ってくれました。

 事前に基本知識は仕入れていったので、話の内容はとても理解のできるもので
あったし、満足のいくものでした。
 それで、こちらの条件を話し、プラン作成をお願いして、今回は終了と
なりました。

 ちょっと全体的に抽象的なのは、詳しく書くと分かってしまう可能性があるためです。
 まだ候補の一つなので、ここに決定するとしたら、もっと突っ込んだ
事を書いておき、自分の記録とするつもりです。
(ブログに残すことって大事なんです。証拠とまではいかなくても、
 重要な資料にもなるから。記念にもなるし。)
    


Posted by とのくん at 21:02Comments(0)